2020.07.18
「地域おこし」
こんにちは。農業コンサルタントの山下弘幸(やましたひろゆき)です。
私は新規農業者や若手農業者を応援しています。
ということで、
今回は白金の森の頂上にある研修施設で行われた会合について
ご報告いたします
※案内看板が新しくできていました。
これで迷わずに行けますね
今回の会合?というか意見交換会は
白金の森の創業者である松岡義博氏の提案で開催されたものに
オブザーバーで参加させていただいたのですが・・・・
参加された方々は
すべて
地域おこし協力隊のメンバーの方ばかり!
皆さん、地域おこし協力隊ってご存知でしたか?
参加されたメンバー。 白金の森「レストラン 四季農」でパシャリ
地域おこし協力隊とは、地域が抱える問題を解決するために特別にその地域に入り込んで
地域の人たちが抱える問題を解決してくれるスーパーマンみたいな人たちなんです。
実は私はこの人たちが何をしている人か全く知りませんでした(^^;
でも今回お会いしてお話を伺うと
まず驚いたのは
県外から来られている方が多いこと。
例えば北海道出身の方で東京で音楽活動していたけれど、熊本に来てくれた
松本元気さん。
名前だけでも地域に力を与えてくれそうですよね
また、鹿児島出身なんだけど熊本で就職してその流れで
県北にある玉東町を一生懸命に応援してくれている
永田麻衣さん。
デザインが得意で歌も歌えるピアノも弾ける多彩な方。
また、フリーデザイナーの米川博子さんは地域おこし協力隊のOGなんですが
その時に手掛けた大豆コーヒーをそのまま販売元として頑張っておられます
また、47都道府県を訪れて熊本が一番好きってことで
熊本の菊池市の地域おこし協力隊として活躍している森田雅史さんは
合気道で日常を豊かにリラックスするための講座を100講演されていらっしゃいます。
同じく菊池市で菊芋のブランディングに力を注がれている江上法人さんは
菊芋の特別な殺菌法を開発したつわもの。
なぜ?そこまで一生懸命になれるのですか?ってお尋ねしたところ
地域が寂れていくのは耐え難い、そのために何とか武器を持てば廃れるのを伸ばせる
そういう信念を持っておられます。
そして今回の取りまとめ役である森本和臣さんは
地域おこしの原点である交流の場として、ライダース&コミュニティスペース俺家(おれんち)を運営されています。
意見交換会の様子
実際に地域をよくしようって思っている人って
意外と少ない!?
いや、思っていても何をやればいいのかわからない。
そうなんです。自分の地域って
見慣れているから何をどう変えて良いのかがわからない。
その分、よそから来た人や、若者は何の先入観もないから
その地域の魅力や新しいやり方を見つけちゃうんです。
だから、地域のイノベーションって
よそ者、若者に任せるのが一番なんですね。
白金の森プロムナード
これからの新しい地域のカタチを創造する道
白金の森プロムナード
今回、この意見交換会に参加させていただいて
地域をどう支えていくか、
地域をどう変化させていくか、
地域をどう維持、発展させていくかに
毎日真剣に取り組んでいる人がたくさんいることを知りました。
限られた時間でしたが
もっと掘り下げてお話を聞かせてほしいって思う貴重な時間でした
そしてこの白金の森には
未来を語る人たちが集まるんだなーって感じました。
今回会場となった白金の森の一番上に展望所ができました
そこから見ることができるのは
熊本、菊池の美しい田園風景ばかりではありません。
そこからは
そこを訪れた「その人の人生」が見えます。
そして「これからの人生」について思いを巡らしたくなる気持ちになれます
誰かを常に応援している人って輝いていますよね。
その地域を愛し、その地域のために一生懸命に頑張っている人は
生き生きしています。
地域おこし協力隊の人たちからたくさんエネルギーをもらえる
今回はとても心が穏やかな1日になりました
筆者:山下弘幸(やましたひろゆき)
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