2020.02.08
こんにちは。温泉ソムリエの林です
こんにちは。温泉ソムリエの林です
「白金温泉 黄金の湯」を利用して頂いているお客様に、
温泉ソムリエの【入浴五か条】をご紹介したいと思います。
この温泉ソムリエの入浴五か条を実践していただき、
当温泉をさらに満喫して頂ければ幸いです。
【その一】 「入浴前後に1杯ずつの水を飲むべし!」 (入浴前後に水分補給すべし)
入浴すると発汗により血液粘度が高まり、「ドロドロ血」の状態になります。
入浴後だけでなく、入浴前にも水分補給するのがポイントです。
【その二】 「入浴前には、足先など心臓の遠くから順に十分な『かけ湯』をすべし!」
「かけ湯」は、体の汚れを落としてから入浴するためのマナーというだけではありません。
温泉の泉質や温度に慣らすためのものです。
心臓から最も離れた足先から、十分な「かけ湯」をしていきましょう。
ポイントは、「体が温泉に入っている」と勘違いするぐらい。
熱い温泉が苦手な人でも、「たっぷりかけ湯をしたら入れた」という人もいらっしゃいます。
【その三】 「頭には濡れたタオルをのせるべし!」
立ちくらみは、全身の血の巡りが良くなる分、頭の血流量が減る状態なので、熱いお湯をしみこませたタオルで頭の血管を開きましょう。のぼせは、頭に血がのぼった"オーバーヒート状態“なので、逆に冷たい水をしみこませたタオルをのせましょう。
ただし、実際には「たちくらみ防止」にはゆっくり浴槽から出ることが大切です。
実践的には・・・「冬の露天風呂」は、脳の血管が収縮して危険なので「熱いタオル」を頭に。
「夏の露天風呂」や「内湯」では、のぼせやすいので「冷たいタオル」を頭にのせると良いと思います。
【その四】 「一気に長湯せず、『分割浴』をすべし!」
短い入浴と浴槽から出て休憩することを繰り返すのが「分割浴」です。
例えば、「3分入浴して休憩、また入浴」を3回繰り返すと9分間入浴することになります。
一気に10分間入浴するよりも9分間の「分割浴」の方が湯冷めしにくいのです。
【その五】 「疲労回復には、膝下の『温冷交互浴』が有効なり!」
膝下にお湯をかけること3分、水をかけること1分、これを3~5回ほど繰り返すと、末梢血管が広がり、疲労物質が排泄されやすくなります。
疲れを回復させる効果は抜群です。
なお、心臓に負担をかけないために「膝下」としておりますが、水のみ膝下にし、お湯3分は普通の入浴でもかまいません。
白金温泉 黄金の湯は、ご利用のお客様に体も心もポカポカになって帰っていただける笑顔の温泉を目指しています。
「ここの温泉が一番!」という有難いお言葉いただくこともあり、とても嬉しくスタッフの励みになっています。
これからもお客様との対話を大事に、より一層のサービスを心がけてまいります。