2021.12.26
温泉ソムリエコラム「 冷えにくいカラダづくりに欠かせない入浴」
こんにちは。
温泉ソムリエ・アンバサダーの今村ゆきこです。
季節は変わり、すっかり冬。手足が冷えて眠れない、、、など、毎年、多くの人が悩むのが「冷え」ではないでしょうか? 冷えは万病の元。体温を上げることで、病気になりにくいカラダになるとも言われています。
そこで! 今回は、普段の生活習慣をちょっと見直すだけで、冷え知らずの体に近づける入浴方法をお伝えいたします。
入浴時は、湯船に必ずつかりましょう
ライフスタイルの変化によって、冬もシャワーだけという人が増えているよう。
お湯を溜めるのが面倒だから。とシャワーだけで済ませている人は、湯船にお湯を溜めて入浴することからはじめましょう。
毎日が難しい人は、週に1〜2回でもOK。ゼロよりも良いので、試してみてください。特に、夜の入浴は、質の良い睡眠をもらたすと言われています。ぐっすり眠って、リフレッシュすれば、日中のパフォーマンスが上がるだけでなく、免疫力もアップすることが期待できる! 良いこと尽くしです。
注:冬場の入浴は、亡くなる方も多いヒートショックに気をつけましょう。
「ヒートショック」に関する過去の記事はコチラ
https://www.shirokane-mori.jp/blog/article.php/staff/131/
一気に長湯より分割浴で、深部体温を1℃アップ!
深部体温とは、体の奥の体温のことで、私たちが普段測っている体温よりも1℃ほど高いと言われています。この深部体温を1℃上げることで、冒頭に書いたように病気になりにくいカラダに近づけると言われています。
ただ、一般家庭で深部体温を測ることは難しいので、入浴時間等の目安を元に、深部体温1℃アップを目指しましょう。
お湯の温度が42℃の場合
入浴3分✖️3回
入浴の間に休憩を挟んだ「分割浴」
注:温度や回数を増やして深部温度が上がりすぎると逆効果。何事もやりすぎ注意です。
バランスの良い食事や、規則正しい生活リズムなど、併せてライフスタイルを見直すと、より冷え知らずのカラダに近づけます。
そして、温活には、やっぱり温泉!
例えば、42℃の沸かし湯に入ると、「ピリピリ」と刺激を感じることはありませんか?
それが温泉にはなく、さまざまな成分が含まれた温泉は、日本人が「気持ちいい」と感じる湯温と言われています。家庭では少しぬるめ、温泉では42℃を楽しむなど、併用するのもおすすめです。